本当にヤバい「変拍子」の世界

MUSIC

音楽ガチ分析チャンネル 「本当にヤバい「変拍子」の世界」
リリース:2023年11月14日
レーベル:youtube


アルゴリズムに感心すべきか恐ろしいとみるべきか。
理路整然と変拍子を分析するこの動画。
「そんなに変拍子好きなら聴いてるだけじゃなくてこれ観てみ」ということなんでしょう。
youtubeのおすすめに出てきたんですけどね。

動画の内容は以下の通り。

↓ 初級編
0:38 – 5/4拍子(Take Five / Dave Brubeck)
2:05 – 7/4拍子(All You Need Is Love / The Beatles)
4:20 – 11/4拍子(キッズ・ノーリターン / 相対性理論)

↓ 上級編
6:10 – 20/16拍子(Jequitibá / Antonio Loureiro)
8:50 – 7/8拍子(RUN / Answer to Remember)
10:27 – 13/8拍子(冷たい情熱 / 中塚武)

↓ 超☆上級編
12:43 – 16/16拍子、13/16拍子(Smash / Avishai Cohen)
17:08 – 4.5/4拍子(静かな雨の夜に / 松下耕)
20:32 – 21/16拍子(Levitation 21 / Tigran Hamasyan)

↓ そして宇宙へ……
25:00 – 2.5/4拍子の上で2/4拍子(バトンタッチのうた / 三善晃)
26:25 – 1/4拍子(Piano Sonata No.5 / Galina Ustvolskaya)
27:09 – 2/10拍子など(Superscriptio / Brian Ferneyhough)
28:59 – 3/29.296875拍子など(CONTRAPUNCTUS / Mark André)

これだけの変態変拍子を集めてきて片っ端から分析していくUP主トイドラさんの底知れぬ知識、冷静な語り口の奥に感じる狂気に私の変態感知メータが右に振り切れて計測不能。
チェンネル登録不可避でした。

なかでもAntonio Loureiroの「Jequitibá」は好みのどストライクをいく曲だったのでさっそくサブスクで検索したらくるりと一緒にやってた。知らんかったわ。
好みというのは繋がるもので私の中のアルゴリズムはわりと正常に機能していました。

15歳のころから矢野さん大好きだったのもこの変拍子に魅かれていたのだと改めて納得したわけです。

釣りのことを歌ってるのはMIYAの影響でしょう。仲良かったもんね、このころ。

そして、変拍子の変態さがたまらないバンドといえばこのバンドを思い出します。

やばー・笑

変態がすぎる。
いやー、いいバンドですディスメン。
再結成して2015年まで活動していたんだねー。
またやってくんないかな。

「エモい」って言葉を2000年初頭にこのバンドに使ってた私としては近年の「エモい」の乱用に対して目が線になってますけども。(-_-)

「本当にヤバい「変拍子」の世界」を観て改めて思ったのは音楽やるには理数系有利ということ。
フィボナッチ数列とか絡んでくるんでしょ?
え?違うの?
私の頭では追い付かんけど、これだけはわかる。
私好みの変態音楽を作る人は賢い人なんだろうと。

あとドラムが良いとより変態度が増して堪らないので、裏金とか人々のためにならないことばっかしてないで超絶技巧のドラマーを税金投入して育ててくれ。

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